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help リーダーに追加 RSS あ、アライグマ!?

<<   作成日時 : 2008/06/25 00:54   >>

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一昨日の夜、ウチの物干し台のあたりが、何だかとても騒がしかったのです。
ウチは都会のど真ん中ですが、戦前からある古い長屋ですし、周りに飲食店も多いので、ネズミは結構いるのですが……。

最近は、そのネズミを狙ってイタチも出没するようになりました。
それも、ニホンイタチだけでなく、少し大型のチョウセンイタチまで……。

ところが、一昨日の物音は、明らかにネズミでも、イタチでもない騒がしさでした。
強いていえば、ネコが盛っている位の感じでした。
あまりにうるさいので、寝付かれず、物音がする方に向かって、強力殺虫剤を噴射してやりました。
すると、「ギャッ!」という声がして、物音の主は我が家の天井裏に逃げ込みました。
それからしばらくは、物音もせず、ボクは眠りに就きましたが……。

翌日、起きてみると、1階で寝ていた母が……、

「朝方、天井裏がめちゃくちゃうるさかった。ネコぐらいの物が移動してる感じだった。ギャッ、ギャッという声もした」

と言うのです。
物干し台の物音の主は、2階のボクの部屋から、1階の母の部屋の天井裏に移動していたようです。

そしてさらに……。

ボクはそのまま外出したのですが、夕方母に聞いてみると、物音の主は、ウチの天井裏でさんざん暴れた挙げ句、知らない間にいなくなっていたそうです。
そしてしばらくして、お向かいの奥さんが来て……、

「ウチの天井裏にタヌキみたいなのがいる」

と……。
母が懐中電灯を手に、お向かいさん宅の天井裏を覗いてみると、明らかにイタチでもネコでもない、丸い体型でフワッとした尻尾を持った結構大きな動物が見えたそうです。
ただ、天井裏は暗かったので、光る目と、シルエットしかわからなかったようですが、母曰く、

「タヌキかレッサーパンダみたいだった」

ということで……まさかレッサーパンダがいるはずもないし……。
で、母にアライグマの写真を見せてみると、

「こんな感じだったかも」

と。
でもまぁ、キンカジューとかカコミスル、フクロギツネあたりの可能性も無くはないなぁと。
ま、いずれにせよペットとして飼われていた個体が、逃げたか捨てられたのだろうと……。

ところが、今日になって、今度は裏のマンションの住人からも目撃報告が。

「アライグマが、マンションの壁をよじ登ろうとしていた!」

複数のマンション住人が目撃しているし、若い人も多く、アライグマに間違いないというのです。

さすがにこれには驚きました!
こんな、大阪のど真ん中にアライグマが!?
もちろん、アライグマは元来日本には生息していません。
間違いなく、ペットとして飼われていた個体もしくはその子孫ですね。

アライグマは、現在ではペットとして飼うことはできませんが、テレビアニメ『あらいぐまラスカル』の影響から、以前は数多くのアライグマがペットとして輸入され、比較的簡単に手に入る時期がありました。
しかしながら、アライグマは子供の頃は人間にベタ馴れするんですが、性成熟すると完全に野性を取り戻し、全く言うことを聞かなくなります。いや、むしろ「凶暴」になるのです。
このことは、『あらいぐまラスカル』の原作である小説『はるかなるわがラスカル』では明記されていたのですが、この原作を読んだ人は少ないでしょうし、アニメではやはりカワイイイメージしかなかったので、この事実を知らずにペットにした人が多かったのでしょう。
また、身体も想像以上に大きくなるので、結局は持て余して山や公園などに遺棄してしまう人が続出しました。
もちろん、「逃げ出した」というケースもあるでしょう。
でも、いずれにせよ飼い主の責任であることは否定できません。

以後、我が家付近に出没したアライグマがどうなったのかは不明ですが、見つかって捕まったら、間違いなく「害獣」として処分されます。
動物園に引き取られたり、里親を捜してもらったりということは、もはやあり得ません。
このアライグマが、誰かに捨てられたのだとすると、その元飼い主さんは、このことをどう思うのでしょうか?

「動物を飼う」ということは、命を預かること。
ぬいぐるみやオモチャとは違うのです。
その動物の命に、最後まで責任を持つことが、飼い主の最低限の義務だと思います。
それができない人は、絶対に生き物を飼ってはいけない。
逆に、その義務を全うできれば、「小さな命との共存」という、ぬいぐるみやオモチャでは決して味わうことのできない至福の時間を手に入れることができるはずです。

現在動物を飼っている人、そしてこれから飼おうとしている人、どうか彼あるいは彼女に対して、最期まで責任を持って一緒に生活をしてください。

あなたの家族を、決して「犯罪者」にはしないでください。

心からお願いします。

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