K.I.S.S.M.E.-R.eX

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 『風神の門』スカパー!で放送!!

<<   作成日時 : 2005/06/02 23:56   >>

トラックバック 1 / コメント 2

画像
あの、NHK時代劇『風神の門』が、スカパー!で放送中です。
本放送は1980年。もう25年も前なんですねぇ。

内容は、いわゆる「真田もの」。原作は司馬遼太郎氏の同名小説です。
主人公は三浦浩一氏演じる「霧隠才蔵」。もちろん、猿飛佐助(渡辺篤史氏)、真田幸村(竹脇無我氏)も登場します。
どちらかというと、ニヒルなイメージが強い才蔵を、明朗快活な自由人と設定しており、三浦氏は、これを実に楽しそうに演じています。
逆に「自然児」のイメージが強い佐助は、甲賀忍軍を率いる、真面目な指揮官として描かれていて、いずれもとても魅力的です。

竹脇氏演じる幸村は、さらにユニークな描写。
普段は物静かで、知的な「軍師」の顔を見せているのですが、幽閉されている九度山においては、夜な夜な野山へ分け入り、野獣のごとく小動物を捕らえてそのまま食うという、「狂人」の一面も持っているという設定なのです。
おそらく、長年の幽閉生活で精神に破綻をきたしてしまったのでしょう。しかしながら、表向きは豊臣方の軍師として、人望も篤い。その辺のギャップが、彼をそのような「二重人格」にしてしまったに違いありません。

こういう設定は司馬遼太郎氏の原作には見当たりません。ドラマ独自の設定ということです。
これに限らず、ドラマは中盤から原作を大きく逸脱し、ほぼ完全にオリジナルのドラマが展開します。
そしてこのことが、NHKドラマ『風神の門』を名作たらしめているのです。
特に、原作ではそれほど重要な役ではない「獅子王院」を、宿命のライバルとして全話を通じて登場させており、演じた磯部勉氏(『マジレンジャー』ウルザードの声の主!)の怪演とあいまって、特に印象深いキャラクターとなっています。

また、女性陣も非常に魅力的。
隠岐殿の多岐川裕美さん、お国役の小野みゆきさんも若くて美しいのですが、特筆すべきは樋口可南子さん演じる、菊亭大納言晴季(岩井半四郎氏)の娘「青子」でしょう!
時代劇のヒロインで、青子ほど「可愛らしい」姫君は見たことがありません。その純粋な可愛らしさは、筆舌に尽くしがたいものがあります。彼女を見るだけでも、充分価値があると断言できます。

ただ、画質は決してよくありません。
この頃のNHK作品の常として、マスターテープはすでに消失しているようで、今回の放送もオンエアを録画したものではないかと推測されます。
しかしながら、どんな形であれ、この名作を再び見ることができるとは……。『走れ!ケー100』の時と同じくらいうれしいです。ホント、スカパー!に入っててよかった(^^)

今回の放送は、スカパー!の「時代劇専門チャンネル」において。
今日現在で2話まで放送済みですが、今からでも遅くありません! 見られる環境にある人は、是非ともご覧ください!

「忍者もの」に対する感覚が、きっと変わるはずです……。

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
『風神の門』、DVD発売!
先日スカパー!の「時代劇専門チャンネル」で放送されたばかりの『風神の門』が、なんと、DVDで発売されてしまいます!! ...続きを見る
K.I.S.S.M.E.-X
2005/10/18 00:33

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
主題歌はクリスタルキングでしたっけねぇ。
kick
2005/06/03 00:35
そのとおりです!
タイトルは『時間差』。
ただ、レコードには(もちろんCDにも)収録されていない幻の曲なんですよねぇ。
当時、「ファーストアルバムには収録される!」というデマが飛び交い、踊らされたボクは、アルバムを買ってしまいましたとさ……。
まこと
2005/06/03 00:40

コメントする help

ニックネーム
本 文